マメ科の多年生植物で、花を6月~7月の間に咲かせます。ヨーロッパ南東部、中近東、中国、ロシアと広く自生しています。カンゾウの歴史は非常に古く、地 域的にも広い範囲で薬として使用されてきました。中国では、最古の薬物の一つであり、漢方の約8割に使用されているそうです。薬物として使用されるのは、 主に主根ですが、根茎(水平方向に伸びた地下茎が肥大化したもの)も利用されます。日本では、中国からの輸入品に頼ってきましたが、乱獲の影響で自生地が 減少しており、近い将来に中国が輸出しなくなるだろうと言われています。熊野薬草園では、国産のカンゾウを収穫するために、試験的に栽培を行っておりま す。