今年度より5〜6年作物を栽培していなかった耕作放棄地を耕作し直して、ニンニクを栽培する試みを始めました。
一番上の写真が、耕作を開始する前の荒れ果てた畑の様子です。草がうっそうと茂っています。
耕作をするにあたって、まず、重機を使って、草を掘り起こす作業を行いました(天地返し)。
重機での作業だったため、40aの土地を1日で掘り起こすことができました。
掘り起こした草の根を、そのままにしておくと、草がまた伸びてくるので、掘り起こした根を取り除く作業を行ないました(抜根)。
今回の作業は人海戦術で行ないました。総勢10人で行ないましたが、丸3日かかりました。
草の根を取り除く作業の後に、土を作ることを目的として、牛糞堆肥を6t畑に投入しました。
この牛糞堆肥は地元の牧場で作っているものを選定して、使いました。

堆肥を投入した後に、肥料を投入しました。この肥料は、肥料成分の補充という目的の他に、土壌の微生物を増やす事も目的として、投入しました(有機アグレットは有機質が化学肥料に比べて多いため)。
40aの広大な土地に散布しなければならないので、軽トラにのっておこないました。

全ての肥料を投入した後に、トラクターで耕運をおこないました。
最初の耕作放棄地の様子から、見違える程、畑らしくなりました。
土作りを行なった後、畝たてを行いました。写真は機械で畝をたてた後、手で直しているところです。流石に、40aは人の手だけでは出来ないので、機械の力を借りています。
機械を使っても、全部の畝をたて終わるのに3日かかりました。
畝たてを終わった後に、防草対策のために、マルチを引きました。また、マルチを引くことによって、播いた肥料成分が土壌に流れるのを防ぐ効果があります。そのため、肥料を播く量を減らすことが出来るのです。
マルチを引き終わった後、ようやく定植に入りました。まず、種となるにんにくの皮をむきます。この作業がかなりの労力がかかります。
皮をむいた後、一個一個手で植えていきました。全部で4万個の種を手で植えていきました。この作業は、薬草園のスタッフ総出で行ないました。